12日 10月 2021
10月11日稽古
tagPlaceholderカテゴリ: ⭐︎居合をなぜやるか, 下半身の鍛錬的な意味合いもあるけれども、侍が朝晩居合に明け暮れていたのは、それが心の鏡だから。生きた剣を意識する事でその動きから自身の心が映し出される。, お化粧をする時鏡が必要なように、自分の心をうつす鏡として居合は稽古する。剣が死んでたら自分の心も死んでいるし、剣が生きていたら自分の心も生きている。居合以外で心をうつす鏡となるのは手裏剣と弓。また、相手のいる剣術は相手が鏡。, 手順があやふやなレベルでは最初の心構えが違う。, 福沢諭吉は晩年居合に明け暮れて、亡くなった時の死因が「居合のやりすぎ」と診断されほどで、内観を良くされた人だった。下手な宗教家よりも精神面の修行を実践されていた方だった。, たぶん、自分がもっと熟練して稽古を積んでいったら石川館長のお手本の技を見てもその日の心が見えてくるのだと思う。, 今までそこまで考えて見ていなかったが、今後はもっと深く心の中まで加味して館長の動きを見ていきたい, 石川館長の技を見て「今日の剣はいつもと違いますね。何かあったんですか?」と聞ける弟子って憧れるけど、なんとなくそういう洞察力は榎本さんの方がありそう。くやしい。, 山月, 突いた後切る動きを持ち替えないで刀のやりくりで。たまには右手一本でやってみる。, 付け込み, 振り込んで切るのを一挙動で。, 他の居合技と違う上段。示現流のトンボの構えに近い, 対人を想定した稽古ではないけど、一息で踏み込む斬り方を養う。, 月影, 逆げさの稽古。月に対し、自分の剣で影を作って頭を入れ身を守る。月は相手の剣。, 玉車, 緩急を意識。特に血ぶり後の一連の動き。, 暇乞い, 最初の払いは相手の手を、その後の正面切りに身が入るように切る。片手の正面斬りに身を入れようとすると振り終わった後の剣がグラグラする, 棒術, 相手の肩を返す稽古, 気は波なのでそれを相手に伝える。, 丹田(下腹全体)にクリーム状の液体があって, それを「スッ」(または「ザブン」)と使い相手に伝える, 正面を動かすと相手に察知されてしまうので、背中をつたって相手に通す, 今まで丹田はへそ下三寸に点であると思っていたのでびっくりした。あと、丹田感覚は締めるのだと思ってたが波を使えばよかったのか。, 剣術, 袈裟斬りの素振り, 丹田の気を剣先に伝える。足は後からついてくる感覚。足をおくるのに意識しすぎて剣が遅れてはならない。, よける方は気を観てよける。動きを見てからでは間に合わない。, 左はほめていただけた。右はまだおこりがでてしまっている。, 袈裟斬りで相手の剣に乗る稽古, 怯えて踏み込みが甘くなるのはダメ。また横にどかすのではなく相手が真下に崩れるように, 館長と榎本さんの技を受け比べ, 「館長の技を10としたら榎本さんはどのくらい?」と問われたので、何も考えず「2くらい」と答えたら, 「いやいや!そこまで低評価はさすがに可哀想すぎるでしょ?」とツッコマれました。, 言われた榎本さんの心まで考えが至ってなかったです。, あと振り返れば自分を勘定に入れてしまっていた事が敗因。, 館長と榎本さんの技だけ考えればよかったのに「自分は4〜5くらいだろうな」と自分の事も考えてたからそうなった面もありそう。我を出さずに相手の心を考えないと。, あと確かに、技って少しのコツを掴むだけで飛躍的にかかり方が変わってくるのでもしかしたら本当にそこまでの差はないのかもしれません。6〜7くらいは行ってたのかな。うん、やっぱ7です。, 切落とし八相, 丹田からの気の波をいかに剣に伝えるかを意識したらタイミングがズレた。もっと反復して身につけていかないと。, 切落とし正眼, 榎本さんは八相よりもこちらの方が上手でした。, 本来動きが複雑でこちらの方が難易度が高いそうです。, 切落とし正眼(逆袈裟), 月影に入る。頭があかないように。, 体術, 正面打ち一ヶ条, まっすぐ切り落とす。手を持ち替えない。, 横面打ち呼吸なげ, アゴに当てた掌で相手の頚椎にスッと気を通して無力化させる。あまり勢いでやるとむち打ちになって危険なのでゆっくりと。, アゴに当てた掌は途中で離さない, 胸突き呼吸投げ 肘決め, 相手の股関節に掌をしっかり当てること。転換時自身の肩を落とすことで投げる, あまり見たことない技。グラップラー刃牙で渋川剛気が使ってそうな技でした。, なんだかんだと筆(スマホ?)がすべり、長文になってしまい、電車内で書きおわらず翌日になってしまいました。, こういうことも、もしかしたらボクの心をうつす鏡になっているのかもしれません。